危険因子と脳卒中の関係
特定の集団において病気の起こりやすさを調べた多くの研究から、危険因子と脳卒中の関係が明らかにされています。危険因子の数が増えれば増えるほど、心血管病は起こりやすくなります。
高血圧:血圧が高い人は、脳梗塞、脳出血が起こりやすくなります。どの血圧から脳卒中が増えるといった区切りはなく、120/80mmHgの低い血圧から直線的に血圧が高ければ高いほど脳卒中の頻度は増加していきます。
糖尿病:糖尿病患者さんでは、糖尿病の無い人と比べて2~3倍脳梗塞が起こりやすいと報告されています。
脂質異常症:最近、コレステロールが高い人も脳梗塞が起こりやすいことが報告されています。脂質異常症は動脈硬化の原因となります。
喫煙:タバコを吸う人は、タバコを吸わない人に比べて脳梗塞のなりやすさを2~3倍増やすことが分かっています。
心房細動:心房細動があると脳塞栓の頻度が増加します。特に高齢者によく見られる非弁膜症性心房細動は、心原性脳塞栓の原因として最も多いものです。非弁膜症性心房細動とともに加齢、高血圧、左心不全、糖尿病を合併すると脳塞栓の危険性は一層高くなります。



