降圧薬

 降圧薬は年齢、血圧の状態、合併症などを考えて選ばれます。ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)、長時間作用型Ca拮抗薬、降圧利尿薬などが使用されます。最近の降圧薬は長い時間効果が続く薬が多く、また内服してから効果が現れるまでには時間がかかります。降圧薬を始めてから2~3ヶ月は血圧の経過を見て効果を判断します。血圧値によって自分で判断して、薬の量を調節しないようにしてください。血圧が高い時に服用する量を増やしても急には血圧下がりませんし、血圧が低い時に降圧薬を中止してもしばらくは薬の効果は続きます。したがって、血圧値によって内服量を変更すると、血圧の変動がさらに大きくなってしまいます。必ず医師の判断で薬の量を増やしたり、他の薬を併用したり、変更したりしてもらってください。一度降圧薬を飲み始めると一生飲まないといけないと嫌がる方もおられますが、生活習慣の改善などで血圧が下がれば、減量や中止することは可能です。ただし血圧は年齢とともに上がりますので、いずれは必要な状態となることが多いと思います。ふらつきや立ちくらみなどの自覚症状がある時には、主治医に相談してください。また、薬の飲み忘れの際には、降圧薬の種類によりどう対応するかを主治医に聞いておくと良いと思います。

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