脳卒中慢性期の血圧治療

 急性期を過ぎると血圧は徐々に下がってきます。脳卒中を起こす方は、もともと血圧が高い人が多いと思います。急性期を過ぎても血圧が高ければ、血圧を下げる治療を行います。一方、入院中は安静や塩分を控えた食事のために血圧は下がっていながら、退院後は日常生活、仕事などの種々のストレスによりまた血圧が上がってくることもあります。 自宅では、食塩の摂取量を減らし、減量、運動療法、アルコール制限、果物や野菜の摂取、飽和脂肪酸や総脂肪酸の制限、禁煙などの注意を守ってもらいます。血圧が高い場合には血圧を下げる薬(降圧薬)を用いた治療を始めた方が良いでしょう。血圧は140/90mmHgを超えないようにします。若年者・中年者、糖尿病患者さん、慢性腎臓病患者さん、心筋梗塞後患者さんなど、さらに下げた方が良い場合もありますので、主治医の先生にお尋ねください。

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