脳卒中の二次予防

 脳卒中を起こした患者さんの再発予防を二次予防と言います。二次予防においては、日常生活に注意をして、危険因子をきちんと管理し、薬による再発予防を行うことが重要です。FSR研究は、脳梗塞患者さんにおける再発率を報告しています。その結果によると、脳梗塞のタイプによって年間約7-11%の方が再発されています。脳梗塞患者さんにおいては、血圧を下げる治療、長期にわたる血糖の管理、血管病のある患者さんでのコレステロール、中性脂肪などの脂質の管理、飲酒量の減量、禁煙は、再発予防に効果があると考えられます。また、動脈硬化を原因とした脳梗塞患者さんにおける抗血栓治療、心原性脳塞栓症に対する抗凝固療法は再発を抑制します。また、頸動脈の高度狭窄を原因とした脳梗塞患者さんでは、頸動脈内膜剥離術、血管内治療による血管形成術に再発予防効果が期待できる場合があります。

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